こんにちは、ルビリナです
今回は外国人の方でも住宅ローンが組めるのかという疑問について調べてみました
まずは結論からです
~外国人の方が住宅ローンを組めるのか~
- 永住権を持っていれば問題なし
- 永住権がない場合、永住権を持つ配偶者が連帯保証人になってもらい申込できる金融機関あり
- 永住権を持たない人向けの住宅ローンを取り扱う金融機関も
1つずつ解説しますね

~永住権を持っていれば問題なし~
永住権を持っていれば日本人の方と同様に住宅ローンの審査を受けることが可能です
ちなみに、永住権を持つためにはこの3点が重要です
- 素行に問題がない
- 十分な資産や技能がある
- 日本の国益となる
簡単に言うと、まじめに働いてね、法律はまもってねってことです
犯罪をしたりする方は当然日本のためになりませんし、何か技能を持っていることも重要です
何もない状態ですと、コミュニケーションの観点からも新しい技能を習得までに時間がかかってしまいます
これならできるというものを身に着けてからの方が永住権を得られやすいということです

~永住権がない場合、永住権を持つ配偶者が連帯保証人になってもらい申込できる金融機関あり~
自身に永住権が得られていない場合でも、結婚しているパートナーが永住権を持っていれば可能性は開けます
ただし、どの銀行でも受け付けてくれるというわけではありません
取扱いに積極的なのが「新生銀行」と「スルガ銀行」です
スルガ銀行では永住権を持つまでのキャリアプランを作っていれば、配偶者を連帯保証人にしなくても住宅ローンを組める可能性があります
住宅ローンの条件面は日本人が組むのとほぼ同じです
異なる点が1点あります
それは、「金利選択が限られる点です」
具体的にはスルガ銀行の場合、「変動金利」しか選択できません
ちなみに、住宅ローンの審査の場合、夫婦で連帯保証人になることができます
所有割合に応じてローンを借りることになります
当然登記簿謄本に土地所有者の名前を載せるので、そこに配偶者の名前、持ち分が載ります

~永住権を持たない人向けの住宅ローンを取り扱う金融機関も~
先ほどは永住権を持つ配偶者を連帯保証人にして住宅ローンを組む話でしたが、一部の金融機関では永住権を持たなくても住宅ローンを組める金融機関もあります
例えば、イオン銀行の場合、
- 団信に加入できる
- 日本語の読み書きができる方
- 住宅購入資金の20%以上自己資金を出せる方
- 借り入れ期間は15年以内
といった条件が付いています
一般的に35年で住宅ローンを組むことが多いので、15年が最大の借り入れ期間になるということは、厳しい条件です
例えば、
- 物件代金:3,000万円
- 借入期間:15年
- 金利:0.675(変動金利)
という条件で借りる場合、600万円以上の自己資金を用意し、2,400万円を借り入れるとすると、毎月の返済は「140,234円」となります
また、住宅ローンを組む際は諸費用が必要です
借入金額にもよりますが、大体100万円前後は見ておきましょう
かなり年収を稼ぐ人でないと、毎月の返済が苦しいことがわかりますね
他にも三菱UFJ銀行なども同様の商品がありますが、自己資金の条件は同じです
この毎月の返済ができるという人は技能を持たれた方かと思いますので、永住権を申請することをお勧めします
如何でしたか?
外国人の方でも住宅ローンを組むことは可能ですが、永住権を持つのと持たないのでは条件面でかなりのハードルの差が出てしまいます
このため、住宅ローンの返済のことも考えれば技能を身に着け、永住権を取得してから住宅購入を検討するのが安全な流れかと思います