こんにちは、ルビリナです
住宅ローンを金融機関から借りる時に必ず選ばなければいけないのが
変動金利と固定金利
ですね
どちらの金利を選択した方がよいのか、悩まれる方も多いと思います
この記事を読めばそんな悩みを解決し、どちらの金利を選択すればよいかわかります
まずは結論からいきますね

変動金利を選ぶべき人
■毎月の返済額が増えても生活に支障のない人
当たり前のこと、と思われるかもしれませんが、単純に金利が安いから変動金利を選んだとならないようにすることがポイントです
変動金利がなぜ固定金利より安いか、ご存じでしょうか?
「変動金利は金利がが変動するリスクを住宅ローン利用者が負担している」
からです
逆に固定金利は金融機関側が負担しているので、その分金利が高くなります
変動金利は、
金利変動に対する補償がない
逆に固定金利は、
金利変動に対する補償がある
ということです
保険の考え方という記事でもご説明しましたが、
保険を掛けるでき条件として、
十分な貯金があれば、保険は不要
ということです
保険の考え方についてはこちらの記事を参考にして下さい

変動金利を選択して、
- 毎月の返済額が増えても生活に支障がない
- 一次的に返済額が増えた分をカバーできるだけの貯金を持っている
がクリアできるのであれば、変動金利を選択しても問題ないかと思います
「不要な保険には入らない」というのはお金を貯める上での必須な選択です
ここで変動金利について少し深堀しておきます

変動金利のルールについて
- 変動金利の金利が見直されるのは半年に1回が多い
- 金利が上がっても5年間は返済額が上がらないルールもあり(5年ルール)
- 金利が上がったとしても、毎月の返済額から125%以上は増えない(125%ルール)
上の3つはすべて連動しているので、全体でご説明しますね
ポイントは、
5年ルール >> 返済額が上がらなくても金利が上がった分の利息を支払わなければならない
125%ルール >> 金利の見直し時に25%以上上がらないだけ。2回連続で上がることも
5年ルールについて、具体的に見ていきます
例)毎月の返済が10円(変動金利)の人の返済額が11万円になる
この場合、5年ルールがある金融機関の場合は5年間は毎月の返済額が10万円に維持されます
でも、
1万円 × 12か月 ×5年 = 60万円
の利息を支払わなくていいということではありません
この利息分は毎月の返済額のうち、利息部分を増やす形で支払っているのです
先ほどの例では10万円返済している中身が、
元金:9万円
利息:1万円
であったとします
これが、1万円分の利息が増えるわけですから、
元金:8万円
利息:2万円
となるわけです
変動金利が上がったことで毎月の返済額の内訳が変わりましたというのは、金融機関から通知が届きます
では、ちょっと怖い話です
半年に1度金利が見直され、そのたびに金利が上昇したとすると、
元金:0円
利息:10万円
という事態も起こりえるのです
こなると、利息のみの支払いで元金が減らなとなります
まぁ、ここまで極端なことが起これば何かしらの救済の話が出そうですが、仕組み上は起こりえること得あることは、理解しておく必要があります
余談ですが、変動金利の金利を決めているのは「短期プライムレート」という銀行が決めている金利を基準にしています
「短期プライムレート」を決める基準としているのが「日銀の政策金利」です
「1月、3月、4月、6月、7月、9月、10月、12月」
の計8回、日銀金融政策決定会合という場で決定します
金利の推移は2016年から「-0.10%」を維持しています
それまでは0%を維持していたのですが、安倍首相になり、しばらくしてからマイナス金利になり、その状態が続いています
住宅ローンを借りるという視点では借りやす環境であるといえます
政策金利が上がるという話が出てくると、住宅ローンの金利が上がる可能性が出てくると結び付けれる人は金融リテラシーが高い人って思われますよ
話を戻しまして、125%ルールについて、先ほどの例をもとに説明すると、
毎月の返済額が12万5千円以上は増えない
ということです
極端に増えすぎると家計への負担が多すぎるからということです

固定金利を選ぶ人
・金利変動リスクを取れない人
・毎月の返済額を一定にして、家計管理を楽にしたい人
先ほどの変動金利でも説明しましたが、固定金利は金利変動に対する補償があります
このため、一定期間(3年、5年、10年、20年、全期間等)の間金利変動がありません
変動金利で上げたリスクを負うことが無いため、一度選択してしまえばその期間安定します
細かいこと、余分な手続きは行いたくないという人にはニーズが合うかもしれませんね
固定金利を選ぶ人は、まず貯金をしましょう
そして、貯金が出来たら変動金利への変更を行います
やり方は金融機関へ連絡し、変更契約書を1枚記入し、事務手数料を払えば終わりです
今は郵送対応で完結する金融機関も多くなっています
如何でしたか?
どちらの金利を選択するのも自由です
個人の価値観や考え方によって異なりますが、それぞれが持つ良さやリスクを理解して選択してください
なぜ変動金利の方が安いのか、それには理由があります
安いからという理由で変動金利に飛びつくことの内容に日々お金について勉強していきましょう
